富山県済生会高岡病院
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院長挨拶

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  皆様におかれましては、日頃より当院の運営にご理解とご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。当院は、平成6年に現在の高岡市二塚に移転、開院して以来、本年1月で32周年を迎えています。この間の皆様のご支援に職員一同、深く感謝を申し上げます。

  当院は新幹線「新高岡駅」と「イオンモール高岡」に近接した高岡市南部に位置しています。人口30万人の高岡医療圏における中核病院の一つとして、年間1790件の救急車搬送に対応する二次救急輪番病院の役割を担っています。富山県からは地域医療支援病院とがん診療地域連携拠点病院の指定、WHO・ユニセフからは「赤ちゃんにやさしい病院」の認定を受けています。日本医療機能評価機構からは、2004年より20年以上継続して基準認定の評価をいただいています。初期臨床研修医は、定員4名の募集に対して7年連続のフルマッチングです。現在8名が診療に大活躍しています。

  稼働病床数は251床で、ハイケアユニット(HCU)7床を含む急性期医療151床と、回復期医療100床とのベストミックスを目指しています。内科系では、循環器の専門医により「不整脈に対する心筋焼灼術(アブレーション)」や冠動脈形成術(PTCA)の治療を年間240件、消化器内視鏡治療では、早期癌に対する内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)など年間570件を施行、脳血管障害や神経難病へは脳神経外科・内科の専門医2名体制で対応し、アルツハイマー型認知症の新薬、レカネマブ・ドナネマブ治療を行う県内でも数少ない医療機関です。呼吸器内科では令和5年秋より常勤専門医を迎え、昨春3名への増員により、肺癌を含めた呼吸器疾患の診断・治療が一層充実しました。外科系では手術件数は年間1330件、うち全身麻酔手術は820件です。脊椎手術が300件と多いことが当院の特徴で、低侵襲の内視鏡的治療を求め県外からも来院されます。産婦人科は年間120件の出産に対応し、呉西では数少ない、出産可能な公的病院です。

  回復期医療では、地域包括ケア病棟53床と回復期リハビリテーション病棟47床で365日切れ目のない質の高いリハビリテーションを提供しています。あわせて訪問看護ステーション・訪問リハビリテーション事業所による在宅療養支援、なでしこ保育園では病児保育・一時預かり保育を展開しています。

  恩賜財団済生会は全国に85病院を有する本邦最大の社会福祉法人です。その「救療済生」の精神に基づいて、経済的にお困りの方には無料低額診療を実施しています。地域におきましても、高岡市やイオンモール高岡とそれぞれ協定、覚え書きを締結し、高岡市の「持続可能なまちづくり」に積極的に協力しています。

  今後とも、皆様方のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

令和8年4月
院長 川端 雅彦