富山県済生会高岡病院
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募集要項・研修プログラム・年次報告等

当院の研修プログラム・年次報告等について

研修プログラムについて

◆研修プログラムの名称

富山県済生会高岡病院初期臨床研修プログラム (番号030904801)
*現在、富山県において研修プログラムの変更内容を審査中

◆研修プログラムの特色

  • 当院は地域に密着した病院として、高岡医療圏における急性期の医療を行っています。日常頻繁に遭遇する病気から救急医療で遭遇する多くの症例が経験できるため、基本的で実践的な臨床能力の取得が可能です。
  • 地域包括ケア病棟や回復期リハビリテーション病棟を開床し、地域完結型の医療を提供しており、急性期以外の診察スキルも習得できます。
  • 当院の研修プログラムは、1年次に必修分野として内科24週、救急医療12週及び外科・産婦人科・精神科研修を各4週行います。
  • 2年次には必修分野である地域医療や小児科研修を各4週行うとともに、研修科が自由に選択できます。福岡県済生会福岡総合病院での総合診療と3次救急研修、愛媛県済生会松山病院での内科研修(医療用巡回船による瀬戸内海離島診療を含む)、東京都済生会中央病院での救急部門を主とした内科各科の研修、神奈川県済生会横浜市東部病院 救命救急センターでの救急科研修及び富山県立中央病院での救急研修等、研修協力病院での多様な科目が選択できます。 また、富山大学附属病院、金沢大学附属病院、金沢医科大学病院では希望する診療科を選択しての研修が可能です。
  • ピッツバーグ大学での短期海外派遣研修も取り入れており、当院で研修しながら、リサーチマインドを養成し、皆さんの 医師としてのキャリアの幅を大きく広げることが可能になります。
  • 当院では個々の目標に沿った研修医育成のため、それぞれに適した柔軟な対応が 可能です。研修内容も指導医との話し合いの中で個々人が満足し、意欲が湧く方法を模索していきます。
  • 済生会グループの他施設での研修も可能であることから、人脈形成や専門分野の検討にも適した研修環境があります。

◆臨床研修の目標

厚生労働省による初期臨床研修の到達目標達成を基本としながら、当院では次の事項を目標としています。

1.地域中核病院として、他の病院や診療所・介護関連施設等と連携を密にし、相互信頼に基づいた地域完結型医療を実践することで、地域の保健・医療・福祉の推進に参加すること。

2.チーム医療の一員としての役割を理解し、患者さんと職員がともに満足する安全で質の高い医療を体得すること。

3.医療安全(院内感染・安全管理)への配慮を学ぶこと。

4.全国の済生会病院群の研修医との交流を深め、自身の基本的な知識・技術の向上に努めること。

◆研修医の処遇

  • 身分    初期床研修医(正職員)
  • 給与等   1年次月額 430,000円   2年次月額 450,000円   賞与は支給なし
  • 勤務時間等
  • ✧午前8時30分より午後5時30分
    ただし、受け持ち患者の急変時、緊急手術、宿日直等の際には診察にあたる。
    ✧休日は、土曜日・日曜日・祝祭日・年末年始(12月29日~1月3日)とする。
    その他、リフレッシュ休暇(7日間)を認める。
    ✧有給休暇は労働基準法による(産休・育休制度あり)。
    ✧全科の日当直医の指導の下で、二次救急日の日当直勤務を行う(週1回程度、通年実施)
    ✧研修医は、臨床研修に専念し、その資質向上を図るように努めなければならない。したがってアルバイトを厳に禁止する。
  • 社会保険 有
  • 労災の適用 有
  • 各種手当 有(通勤・扶養・住居・宿日直及び時間外手当)
  • 医師賠償責任保険 有
  • 学会、研修会等への参加の可否及び費用負担 可(旅費規程に基づき支給)
  • 宿舎 無  替わって、家賃月額で計算した住居手当を支給(上限45,000円)
  • 食事 食堂有(当直食は病院負担)
  • 健康診断 有  (病院負担、年1回の健康診断・予防接種)
  

◆富山県済生会高岡病院の概要

  • 開設者   社会福祉法人恩賜財団済生会支部富山県済生会 支部長 野田 八嗣
  • 名称     富山県済生会高岡病院       
  • 病院長   川端 雅彦
  • 所在地   富山県高岡市二塚387番地1
           敷地面地/25,166.39㎡ 建築規模 建築面積/5,434.31㎡ 延床面積/ 18,508.14㎡
           構造/鉄骨鉄筋コンクリート造、地上8階塔屋2階建 駐車台数 550台
  • 病床数    251床(高度急性期7床、急性期144床、回復期 100床)
  • 医師数    46名(うち指導医 28名、初期臨床研修医8名)
  • 初期臨床研修医数内訳  2年次4名・1年次4名 計8名(令和6年4月現在)
  • 標榜科(24科) 内科、腎臓・高血圧内科、糖尿病・内分泌内科、循環器内科、呼吸器内科、消化器内科、脳神経内科、血液内科、小児科、外科、整形外科、産婦人科、脳神経外科、眼科、耳鼻咽喉科、皮膚科、泌尿器科、麻酔科、リウマチ科、放射線科、リハビリテーション科、精神科(リエゾン)、病理診断科、循環器外科
  • 1日平均外来患者数 429人 / 1日平均入院患者数 226人(令和5年度実積)
  • ・当院の特色

    ✧社会福祉法人恩賜財団済生会として、生活困難な方が経済的な理由によって必要な医療を受ける機会が制限されることのないよう、診療費の自己負担を軽くする無料低額診療事業を実施しています。

    ✧高岡医療圏の急性期病院として、人工関節置換術・内視鏡下手術・経皮的冠動脈ステント留置術や不整脈に対する心筋焼灼術などの強みを生かした専門医療、チーム医療を推進するとともに、密度の高い看護を実施しています。また二次救急輪番病院として救急患者の医療を行っています。

    ✧がん診療連携拠点病院として、県西部地区における緩和ケアを担当し、在宅患者の療養を支援しています。

    ✧周産期母子医療センター連携病院としてハイリスク児や中等症妊産婦に対する医療を行うとともに、周産期母子医療センターを補完しています。またWHO・ユニセフによる「赤ちゃんに優しい病院」認定病院として母子支援活動を展開しています。

    ✧地域包括ケア病棟及び回復期リハビリテーション病棟を整備し、急性期から回復期までベストミックスの医療を総合的に提供しています。

    ✧高岡市医師会、射水市医師会、砺波医師会、小矢部市医師会との病診連携、特に在宅・緩和医療連携を推進しており、開放病床(6床)を設置しています。

    ✧地域域医療支援病院の承認を受けるとともに、訪問看護ステーション、訪問リハビリテーション事業所を併設し、地域包括ケアシステムの推進に貢献しています。

    ✧高岡市やイオンモール高岡、イオン高岡店、それぞれと協定・覚書を締結し、「持続可能なまちづくり」に協力しています。

    ✧接遇や療養環境など病院サービスの向上に努めています。

基幹型初期臨床研修病院の年次報告内容

年次報告様式10(別紙1~5含む)  クリックすると参照できます。

富山県済生会高岡病院初期臨床研修プログラム

全文版 クリックすると参照できます。