【院内がん登録とは】

　院内がん登録は、当院でがん診断・治療を受けた全患者さんについて、がんの診断、治療、予後に関する情報を登録するものです。当院では、平成19年1月以降に、はじめて受診されたがん患者さんを対象に院内がん登録を開始いたしました。

　当院におけるがん診療の実施を把握し、がん診療の質の向上とがん患者さんの支援を目指して、下記の諸活動に取り組んでいます。

• がん患者さんの受療状況の把握
• 診療活動の支援、研修、教育のための資料(統計)提供
• 院内がん患者さんの生存率の計測
• 地域がん登録への届出

　院内がん登録をはじめるにあたり、『がん診療連携拠点病院　院内がん登録　標準登録様式　登録項目とその定義　2006年度版修正版』に基づく、基礎的知識やコーディングなどに必要な技能などを身に付けるために、国立がんセンターがん対策情報センター主催の“院内がん登録初級者研修”を2名受講し、これらの情報を病歴管理室で管理しております。

がん登録件数